福キタルのブログ・エッセイ

アクセスカウンタ

zoom RSS 猛暑の中、名古屋刑務所で受刑者が熱射病で死亡

<<   作成日時 : 2018/08/08 17:20   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

【猛暑の日本列島で】
 気象庁は、今年の暑さについて「災害レベル」として警鐘を鳴らしている。全国各地で40度を超える多数の報道がなされている。

 そんな中7月24日午前5時35分頃、名古屋刑務所の4階1人部屋で、40代男性受刑者が「熱射病」で死亡しているのが発見されたという報道に驚いた。「熱射病」は熱中症の中で一番重い症状。同刑務所には同日現在で1606人が収容されている大規模刑務所。

 15分前に巡回した時は異常がなかったという。4階は最上階で、発見の1時間後午前6時45分では34度あったという。隣接する豊田市のこの日の最高気温は39.1度だった。

 もちろん単独室には冷暖房設備はなく、廊下から扇風機で送風がなされ、窓は開いていた。受刑者には1日1回スポーツドリンクが提供されていたそうだ。

 2007年8月に、大阪刑務所でも収容中の30代男性が熱中症の疑いで死亡する事例があったと聞く。また2011年9月、未決勾留中の被告人が拘置所の独房内で凍死した事故で、拘置所職員の過失として国家賠償が認容された判例もある。

【老朽の施設も多い】
 私は仕事で拘置所や刑務所・少年院などをいくつも施設見学したことがあるが、どこも老朽施設が多く、酷暑対策には苦労する施設は多いと思う。犯罪者に冷暖房などとんでもないという声も多いのだろう。

 しかし、命に関わる猛暑、災害レベルの今夏、早急な受刑者対策が必要である。あくまで刑の執行で行動の制限を受けているだけであり、生命や健康までも国に委ねているわけではない。

 労務作業でも、冷房施設のない作業所で、熱中症への配慮や労務時間・休憩時間の配慮も必要になる。

 収容者は、医療機関の治療を受ける自由もなく、健康維持の活動の自由もない。生命・健康の維持は、刑事施設を運用する国・施設職員の責務であろう。刑務所の冷暖房はぜいたく品とされてきたが、刑務所の環境改善を検討する時代となった。

【文科省も夏休み延長など対策通知】
 昨日文科省は、学校での熱中症を避けるため、高温時の臨時休業や夏休み期間の延長などの対応を都道府県教育委員会に通知した。

 7月に愛知県豊田市で、児童が校外学習で熱射病で亡くなる事故が起きた。部活動中に熱中症にかかり病院に運ばれる例も多発している。

 文科省によると、全国の公立小中学校の教室の冷房設置率は41.7%なのだとか。冷房に慣れている生徒が、冷房のない教室で1日中授業を受けるのは苦行そのものだろう。

 忠誠を尽くすため、トランプに言われるまま数千億円の軍需用品をせっせと買い込んでいる場合ではない。猛暑は「災害レベル」と気象庁も警鐘している。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
猛暑の中、名古屋刑務所で受刑者が熱射病で死亡 福キタルのブログ・エッセイ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる