高校野球でも「一球速報」時代

【秋季大会が佳境に】
 全国各地で、秋季地区大会がシーズンを迎えている。応援チーム、注目チーム、次戦相手チームの試合経過がとても気になるものだ。

 当地の千葉県でも、今秋季県大会から「一球速報」が始まった。千葉県高野連のH.Pでは「今大会より高野連HP及びFBでの『試合速報』のサービスは行いません。試合経過(イニングスコア)を知りたい方は、ウェブサイトの『一球速報』をご利用下さい」と表示された。

 これまでは、イニング・スコアのみでもなかなかリアルタイムに更新されず、イライラして見ていたものだ。それが「一球速報」で一変した。

【欲しい情報がタイムリーに】
 高野連が提携している「一球速報」。AIを活用して最小限の情報を入力すれば自動で記事作成する。モットーは「実際の試合進行から遅れてしまわないこと」。

 イニングスコアだけでなく、リアルタイムの打席で、誰の打順で、一球ごとにストライクか、ボールかファールか、どの方向への安打か表示される。

 甲子園の8月の交流試合では、打席の9分割したどの位置に、球速が何キロで、球種は何で、結果はどうだったかが全部表示されていた。千葉県の秋季大会ではそこまではない。

 「試合経過」では、得点経過がすべて表示され、全打席が記録。
 「メンバー」では、スタメン、控え選手のフルネーム、守備位置、背番号、投げる左右、打つ左右が表示されている。
 「ボックススコア」では、打順ごとに、その選手の全打席がどうだったかが一覧されている。
 「テキスト速報」では、各イニングの全打席の様子が「6番〇〇 1Sから打つも投ゴロ、一塁走者が二塁へ 1死二・三塁」のように文章で書かれている。
 「スコアブック」では、人が書き込んだかのように、スコアブックそのものが表示され、試合内容が手に取るようによく分かる。投手成績も、その内容が細かく紹介されている。

 リアルタイムでは、試合の様子が一球ごとによく分かり、試合終了後には、詳細な試合内容が膨大なデータとして蓄積されている。こういうものが欲しい、といつも思うものが、そこにはあった。

 「アマチュア野球一球速報」では、高校野球、大学野球、社会人野球、独立リーグ、ジュニア(小・中学生)、女子野球と幅広くカバーしている。

 AIを活用しているとはいえ、最低限の選手名や打席データ入力は必要で、1試合に一体何人のスタッフで行っているのか興味がある。一人でやっているのなら、データ量からそれはすごい。さすが令和の時代。