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zoom RSS トランプのエルサレム首都宣言

<<   作成日時 : 2017/12/11 15:06   >>

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【安保理決議違反】
  トランプ大統領は6日、エルサレムをイスラエルの「首都」と認定した。約70年のアメリカ政策を大転換したことになる。大統領選で公約としていたこの案件をとうとう実行してしまった。

 イスラエルは、エルサレムを「永遠の首都」と主張するが、国際社会は認めていない。それを今回アメリカがイスラエルの主張を追認することになった。

 イスラエル・アラブ問題の「仲介役」だったアメリカは、パンドラの箱を開けて、世界中に大混乱を巻き起こそうとしている。

 1980年国連は、安保理決議で、「エルサレムの状況を変えるすべての行政的・法的措置は無効」「全ての国連加盟国に対し、エルサレムに大使館等外交使節を設置してはならない」とした。

 明らかな安保理決議違反であり、各国からのアメリカの対応を遺憾とする声明が続く。「支持しない」(独メルケル首相)、「同意できない」(英メイ首相)、「決定は遺憾」(仏マクロン大統領)、中東情勢の状況を複雑化させる」(ロ・プーチン大統領)。

 ローマ法王フランシスコも、「エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地がある随一の街だ。私はこの数日間の状況に強い懸念を持っている。エルサレムの現状を尊重すべきと、あらゆる人達に呼びかけたい」と述べている。

 しかし、日本政府の反応は鈍い。北朝鮮のミサイルで「国連決議完全履行」を強く主張していたのに、この問題では世界に追従せずに沈黙を守る。

【続く空爆】 
 エルサレムは、ユダヤ教・キリスト教・イスラーム教の共通の聖地であり、エルサレムの地理的・宗教的帰属は簡単には決められない。

 エルサレムをユダヤの首都とする今回の決定は、アラブ・イスラーム諸国にとっては事実上の宣戦布告だろう。

 パレスチナ各地で戦闘が起こっていて、イスラエル軍の空爆も続く。死傷者が連日多数出ていて、今後世界中でのテロも心配される。

 「エルサレムはパレスチナの永遠の首都だ}とするパレスチナ人。6〜8日を「怒りの日」と名付け、抗議行動を続けた。

 今回の決定は、トランプのロシア疑惑から目を逸らさせようとする策動、との厳しい指摘もあるが、アメリカはどこに行こうとしているのか。

 「国際協調主義に基づく積極的平和主義」を掲げる日本政府は、今回は「沈黙は金」を貫くのか。

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