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新制度「法定相続情報証明制度」を利用してみた

2017/08/18 15:13
【相続手続きの煩雑さ】
 被相続人が亡くなり相続が開始すると、実に煩雑な事務手続が待っている。財産がないから問題なし、なら簡単だが、銀行や郵便局、住んでいた不動産の処分等があると、結構大変だ。

 被相続人と相続人の関係を公的な書類で証明しなければならないからだ。改正原戸籍謄本、除籍謄本、戸籍全部事項証明書など戸籍謄本関係の収集。被相続人については、出生から死亡までの戸籍関係の謄本が必要となる。

 やっと全国の自治体から取り寄せた分厚い戸籍関係書類を揃えて、金融機関や地方法務局へ。預金を下ろすのにも大変な作業が待っている。

 遺産分割協議書と戸籍関係書類を持参して、相続人全員が金融機関の窓口を訪れる。長い時間がかかり金融機関が書類を確認・コピーなどして預金口座を処理。次の金融機関を訪れ同じことを繰り返す。不動産登記関係も同じだ。

【今年5月から「法定相続情報証明制度」がスタート】
 そんな煩雑作業を少しでも緩和しようと、全国の登記所(法務局)で、今年5月29日から「法定相続情報証明制度」がスタートした。

 相続人1人が、関係戸籍関係書類一式を地方法務局に持参し、申請書を提出してこの制度を利用すると、「法定相続情報一覧図」の写しが交付される。この写しを金融機関・登記所に持参すると、分厚い戸籍関係書類は持参せずに済むことになった。

【母の相続で】
 今年3月に、満99歳で亡くなった母の相続手続きを行わなければならなくなり、早速この新制度を利用してみることにした。

 知人の弁護士に依頼し戸籍関係書類を入手した。1世紀も頑張って生きた母は、生まれてからの戸籍の移動は何度もあり、それは大部になる。

 7月中旬、戸籍関係書類を持って管轄の地方法務局を訪れこれを申請した。担当者が戸籍関係書類をじっくり点検し1時間。母が未成年の時の除籍謄本が不足していることを指摘される。

 大正時代の古い戸籍の文字は、字も崩れていたりたりして拡大鏡ででも読まないとなかなか判然としない。弁護士に事情を説明して追加の除籍謄本の入手をお願いする。

 そしてそれが届いたので8月上旬、再度地方法務局を訪れそれを提出する。係官が戸籍関係書類を点検すること1時間、更に出生時の除籍謄本の不足を伝えられた。

 そしてさらに明治時代に作成された戸籍の不足除籍謄本を入手して、昨日再び地方法務局へ。やっと申請を受理してもらった。来週には「法定相続情報一覧図」の写しの交付がなされるという。

 どんな証明書が交付されるのかと思ったら、私が作成して申請した「被相続人〇〇法定相続情報」という、法定相続人を一覧にした相続人関係図A4一枚の下1/3が空白になっていて、そこに法務局の証明文言が挿入されるだけのもの。

 申請・登録・証明書発行の料金は、何通の写しの交付でも無料なのだとか。1ケ月がかりでやっとゴールに辿り着いたわけだが、これもめったに経験できない大事な経験である。
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