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NHK女性記者の過労死に驚き

2017/10/16 18:28
【過労死の4年後にやっと公表】
 10/4、NHK総合の午後9時のニュースの最後の2分間で、唐突にNHKから公表された自社記者佐戸未和さん(当時31歳)の過労死と労災認定のニュースには驚いた。

 2013年7月24日、都議選、参院選と多忙を極めた後の過労死。倒れた時は携帯電話を手にしていたという。

 直近1ケ月間の労基署が認定した残業時間は159時間37分。5月下旬からの1ケ月間も146時間57分だった。父が直近1ケ月間の携帯電話や業務用のパソコンを調べたところ、209時間に上ったという。

 本人から父親への亡くなる少し前のメールでは、「忙しいし、ストレスもたまるし、1日に1回は仕事をやめたいと思う」と伝えてきた未和さん。

 NHKは、「みなし残業ということで、記者に残業時間という概念はない」と両親に言っているそうだ。159時間(209時間)という残業時間への労務危機管理のなさが浮かび上がる。

【自社の過労死に沈黙4年】
 なぜ4年間も公表されなかったのか。NHKは、「当初は、遺族側から公表を望まないとの意向を示されていたので、公表を控えていた」とする。

 これに対し、先週13日両親が記者会見し、「公表しないで欲しいという申し入れをしたことは全くない」と反論した。自発的公表を求めて何度かNHKと交渉しているなかでの突然の公表となる。

 両親は、過労死の事実について、NHK局内で伝えられていないことに不信感を募らせてきたという。

 「NHKで長時間労働や過労死を実際に取材する報道現場の人ですら知らない。声を上げなければ未和のことはNHKで埋もれてしまう。それは許されないと感じた。」

 先日、電通の過労自死事件で、現電通の山本社長が公開の法廷の場に立った。極めて珍しいことだったが、未和さんの過労死をずっと公表しなかったNHK役員は、電通の一連のニュースをどういう気持ちで放送させていたのだろうか。

 NHK経営委員会にも、先週10日に、NHK会長から初めて報告を受けたと報じられた。石原委員長は、重大事案の報告の在り方について改善を求め、「経営委員会にも報告が欲しかった」と苦言。

 身内の職員が過労死したというのに、NHKの労働組合の職場環境改善への厳しい対応も聞こえてこない。

 10/4の放送では、「二度と同じようなことを起こさないという決意を組織内で共有し、改革の徹底を図るため、全職員に伝え、外部に公表することが必要だと判断した」とアナウンスした。4年後に、である。

 159時間の残業が異様と全く思っていなかった職制たちの声も聞こえてこない。

 「未和」さんの名前は、「未来に平和を」という意味をこめたそうだ。NHKに限らず、五十歩百歩のマスコミ全体、記者個々でこの事件に真剣に向かって欲しい。
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