「尿1滴でがん検診」ー「N-NOSE」を受検してみた
【最近気になる東山紀之さんのCM】
気になるテレビCMがある。「尿1滴で精度86%のがん検査ー自宅でできる」私は受けます、というあれである。「N-NOSE」のテレビCM。そんな事が本当に可能なんだろうか、と。
【嗅覚に優れた線虫が見つける】
小さな線虫は、犬の約1.5倍の嗅覚受容体遺伝子を持つ「ニオイに超敏感」な生物。そしてこの線虫が「がん患者の尿に集まり、健康な人の尿からは逃げる」ことを発見する。その感度は86.3%。
現在のところ、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、すい臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がんが可能で、がん患者の約70%にあたるという。ステージ0~1でも反応する。
昨年11月の記者会見で、2022年度中には「すい臓がん」の特定検査を実用化すると発表された。見つかりにくいすい臓がんにも威力が発揮されれば凄いことだ。
九州大の先生で「線虫博士」と言われ20年にわたり線虫の研究を続けてきた広津崇亮さん。これをがんの一次スクーリングに利用できると2016年にベンチャー企業を立ち上げて社長になる。
残念ながら、各がんによって線虫の動きが違うのではなく、陽性か陰性が分かるだけなので、その後はかかりつけ医等と相談してどのがんかの特定化、精密検査が必要になる。
「福岡和白PET画像診断クリニック」のサイトによると、「発表されている検査の感度(86.3%)、特異度(90.8%)、さらにがん有病率を1%と仮定して計算しますと、10人検査を受けるとそのうち1人程度が検査陽性となります。そして陽性の人の中で実際にがんがある人は10人に1人以下です。」という。
【受検してみた】
2020年10月に販売開始。昨秋からテレビCMも始まる。現在有効性を検証する段階で、マスコミや医学界で批判的な意見もあるのはいくつか読んだ。線虫判定の有効性、それほどはっきりと判定できるものか。擬陽性、偽陰性はどうなのか。
それでも、全身網羅的にがんのリスクを調べる、一次スクリーニング検査なのだと思い、私も検査を受けてみることにした。現在の費用は税込み1回1万2500円。インターネットで申し込むと、数日で検査キットが届いた。
詳しい検査の手順説明書が同封されている。同封の検体コップに尿を採り、同封のチューブに同封のスポイトで八分目(15cc位?)を入れる。採取は1滴ではなかった。冷凍状態にしておいた保冷剤に入れて、4時間以内に指定のステーションに届ける仕組み。業者に2200円(北海道・沖縄は2750円)で集荷してもらうこともできる。
採取する尿は「中間尿」とされていて、最初と最後を除いた中間尿だとのこと。少々技術?がいるかも。手順に従い検体を提出したが、4~6週間後に検査結果をお知らせすると言われた。インターネットが苦手な高齢者には申込み手順はいくらかハードルが高いかもしれない。
「N-NOSE検査は厳格な条件のもと、37工程を経て行われます。さらに1検体あたり、それを数十回繰り返します」とHPにはあった。
「もしかすると、あなたは何かのがんに罹患している可能性が高いかもしれない」と小さな線虫が教えてくれるかもしれない。もし陽性と伝えられれば、どこのがんかは分からないので、その後PETーCT検査他精密検査が必要になる。現在検査結果待ちだが、不安は一杯。
気になるテレビCMがある。「尿1滴で精度86%のがん検査ー自宅でできる」私は受けます、というあれである。「N-NOSE」のテレビCM。そんな事が本当に可能なんだろうか、と。
【嗅覚に優れた線虫が見つける】
小さな線虫は、犬の約1.5倍の嗅覚受容体遺伝子を持つ「ニオイに超敏感」な生物。そしてこの線虫が「がん患者の尿に集まり、健康な人の尿からは逃げる」ことを発見する。その感度は86.3%。
現在のところ、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、すい臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がんが可能で、がん患者の約70%にあたるという。ステージ0~1でも反応する。
昨年11月の記者会見で、2022年度中には「すい臓がん」の特定検査を実用化すると発表された。見つかりにくいすい臓がんにも威力が発揮されれば凄いことだ。
九州大の先生で「線虫博士」と言われ20年にわたり線虫の研究を続けてきた広津崇亮さん。これをがんの一次スクーリングに利用できると2016年にベンチャー企業を立ち上げて社長になる。
残念ながら、各がんによって線虫の動きが違うのではなく、陽性か陰性が分かるだけなので、その後はかかりつけ医等と相談してどのがんかの特定化、精密検査が必要になる。
「福岡和白PET画像診断クリニック」のサイトによると、「発表されている検査の感度(86.3%)、特異度(90.8%)、さらにがん有病率を1%と仮定して計算しますと、10人検査を受けるとそのうち1人程度が検査陽性となります。そして陽性の人の中で実際にがんがある人は10人に1人以下です。」という。
【受検してみた】
2020年10月に販売開始。昨秋からテレビCMも始まる。現在有効性を検証する段階で、マスコミや医学界で批判的な意見もあるのはいくつか読んだ。線虫判定の有効性、それほどはっきりと判定できるものか。擬陽性、偽陰性はどうなのか。
それでも、全身網羅的にがんのリスクを調べる、一次スクリーニング検査なのだと思い、私も検査を受けてみることにした。現在の費用は税込み1回1万2500円。インターネットで申し込むと、数日で検査キットが届いた。
詳しい検査の手順説明書が同封されている。同封の検体コップに尿を採り、同封のチューブに同封のスポイトで八分目(15cc位?)を入れる。採取は1滴ではなかった。冷凍状態にしておいた保冷剤に入れて、4時間以内に指定のステーションに届ける仕組み。業者に2200円(北海道・沖縄は2750円)で集荷してもらうこともできる。
採取する尿は「中間尿」とされていて、最初と最後を除いた中間尿だとのこと。少々技術?がいるかも。手順に従い検体を提出したが、4~6週間後に検査結果をお知らせすると言われた。インターネットが苦手な高齢者には申込み手順はいくらかハードルが高いかもしれない。
「N-NOSE検査は厳格な条件のもと、37工程を経て行われます。さらに1検体あたり、それを数十回繰り返します」とHPにはあった。
「もしかすると、あなたは何かのがんに罹患している可能性が高いかもしれない」と小さな線虫が教えてくれるかもしれない。もし陽性と伝えられれば、どこのがんかは分からないので、その後PETーCT検査他精密検査が必要になる。現在検査結果待ちだが、不安は一杯。