まだ初期段階の新型肺炎と中国
【既に感染者440人、死亡9人】
昨年12月8日に中国・武漢で「原因不明の肺炎患者が発生」してから1ケ月半。武漢市当局が12月31日に初めて27人の患者の存在を発表。1月3日以降「(海鮮市場で販売禁止されてから)新たな患者は出ていない」と発表したものの、あれよあれよという間に今朝までの発表で患者440人、死者9人に達してしまった。
海外でも、日本の他タイ(4人)、韓国、台湾、米国と着実に患者が見つかっている。シンガポール、フィリピン、オーストラリアでも患者が疑われているという。イギリスの研究チームの発表によると、武漢市内で1723人、多ければ4000人を越える可能性があるそうだ。
今週1月24日からの春節(旧正月)では、中国では延べ30億人が大移動し、昨年の春節には中国人が75.4万人も来日したという。入管で日本への流入を防ぐのは到底無理で、患者が莫大に発生する前提で物事を考えたほうがよさそうだ。新型コロナウイルスの潜伏期間が2週間もあるのでは防ぎようがない。
【中国の隠蔽体質】
中国国内では、政府主導で不正を行った役人の大摘発が続き、出世のためにも不祥事を隠蔽しようとする体質が役人に染み付いているといわれる。
12月30日に「武漢で原因不明の肺炎患者が複数発生」とインターネットで流れると、翌々日には、市公安当局が「ネットにデマを流し社会に悪影響を与えた」として8人を検挙したと伝わった。
ほんの10日ほど前までは、武漢市民に聞いても新型肺炎については「よく知らない」人が多数だったという。
1月早々、朝日新聞支局が政府当局に「武漢以外でも北京や上海などで新型肺炎が発生しているのではないか」と問い合わせしても無しのつぶてだったという。
やっと1月20日になり、習国家主席が「(感染に関する情報を)直ちに発表しなければならない。徹底的な対策を取るよう」関係当局に指示、1月21日に人民日報が初めて1面で新型肺炎を伝えたという。
昨日になり武漢市長が春節を前に、市民が市外に不要不急で出ないこと、市外から市内に入らないことを求めた。
2002~3年のSARSの時にも情報の隠蔽が伝えられたが、役人の責任問題よりも世界的な健康問題・伝染病拡大の方が信用回復の上でも情報開示が何より第一だろう。
【SARS、MERSによく似る新型コロナウイルス】
SARSは、2002~3年に中国で発生し死者774人にもなった。コウモリやハクビシン、タヌキ、ネズミなどが発生元と推測されている。
MERSは、2012年以降サウジアラビアなどで発生し、858人が死亡。ヒトコブラクダが発生源と推測されている。
今回の新型コロナウイルスもこれらによく似ていると伝えられる。今回も海鮮市場で扱う生きたコウモリ、ハクビシン、タヌキ、アナグマなどが疑われている。あれほどSARSの時に問題になったのに、いまだ生きたコウモリ、ハクビシンなどを販売し、食したりしているのは驚きでしかない。
中国では、中華民国が成立した1912年以降太陽暦(グレゴリオ暦)を採用し、公には太陽暦となるが、生活の場では地域にもよるがいまだ月の満ち欠けによる太陰太陽暦(旧暦・農歴)が使われているようで、日本ではピンとこないが1月24日頃になって正月が到来することになる。
中国国内では、マスクの売り切れ店が続出しているようで、今週末から来日する中国人は、各店でマスクの爆買いに走るのは確実だ。オイルショックの時のトイレットペーパーのように街中からマスクが消えるかもしれない。
今日の朝日川柳から。 「おかしいと 言われて増える 感染者」 (大阪府 石田貴澄さん)
昨年12月8日に中国・武漢で「原因不明の肺炎患者が発生」してから1ケ月半。武漢市当局が12月31日に初めて27人の患者の存在を発表。1月3日以降「(海鮮市場で販売禁止されてから)新たな患者は出ていない」と発表したものの、あれよあれよという間に今朝までの発表で患者440人、死者9人に達してしまった。
海外でも、日本の他タイ(4人)、韓国、台湾、米国と着実に患者が見つかっている。シンガポール、フィリピン、オーストラリアでも患者が疑われているという。イギリスの研究チームの発表によると、武漢市内で1723人、多ければ4000人を越える可能性があるそうだ。
今週1月24日からの春節(旧正月)では、中国では延べ30億人が大移動し、昨年の春節には中国人が75.4万人も来日したという。入管で日本への流入を防ぐのは到底無理で、患者が莫大に発生する前提で物事を考えたほうがよさそうだ。新型コロナウイルスの潜伏期間が2週間もあるのでは防ぎようがない。
【中国の隠蔽体質】
中国国内では、政府主導で不正を行った役人の大摘発が続き、出世のためにも不祥事を隠蔽しようとする体質が役人に染み付いているといわれる。
12月30日に「武漢で原因不明の肺炎患者が複数発生」とインターネットで流れると、翌々日には、市公安当局が「ネットにデマを流し社会に悪影響を与えた」として8人を検挙したと伝わった。
ほんの10日ほど前までは、武漢市民に聞いても新型肺炎については「よく知らない」人が多数だったという。
1月早々、朝日新聞支局が政府当局に「武漢以外でも北京や上海などで新型肺炎が発生しているのではないか」と問い合わせしても無しのつぶてだったという。
やっと1月20日になり、習国家主席が「(感染に関する情報を)直ちに発表しなければならない。徹底的な対策を取るよう」関係当局に指示、1月21日に人民日報が初めて1面で新型肺炎を伝えたという。
昨日になり武漢市長が春節を前に、市民が市外に不要不急で出ないこと、市外から市内に入らないことを求めた。
2002~3年のSARSの時にも情報の隠蔽が伝えられたが、役人の責任問題よりも世界的な健康問題・伝染病拡大の方が信用回復の上でも情報開示が何より第一だろう。
【SARS、MERSによく似る新型コロナウイルス】
SARSは、2002~3年に中国で発生し死者774人にもなった。コウモリやハクビシン、タヌキ、ネズミなどが発生元と推測されている。
MERSは、2012年以降サウジアラビアなどで発生し、858人が死亡。ヒトコブラクダが発生源と推測されている。
今回の新型コロナウイルスもこれらによく似ていると伝えられる。今回も海鮮市場で扱う生きたコウモリ、ハクビシン、タヌキ、アナグマなどが疑われている。あれほどSARSの時に問題になったのに、いまだ生きたコウモリ、ハクビシンなどを販売し、食したりしているのは驚きでしかない。
中国では、中華民国が成立した1912年以降太陽暦(グレゴリオ暦)を採用し、公には太陽暦となるが、生活の場では地域にもよるがいまだ月の満ち欠けによる太陰太陽暦(旧暦・農歴)が使われているようで、日本ではピンとこないが1月24日頃になって正月が到来することになる。
中国国内では、マスクの売り切れ店が続出しているようで、今週末から来日する中国人は、各店でマスクの爆買いに走るのは確実だ。オイルショックの時のトイレットペーパーのように街中からマスクが消えるかもしれない。
今日の朝日川柳から。 「おかしいと 言われて増える 感染者」 (大阪府 石田貴澄さん)
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