介護保険料の滞納で差し押さえが1万人超
【65歳以上の低年金者で】
先日、ショッキングな新聞記事を目にした。
65歳以上の低年金者で、介護保険料を支払うことができず、市区町村から資産の差し押さえ処分を受けた人が2014年度に1万118人に達したという。制度が始まった00年度から1.7倍になっている。
65歳以上の介護保険料は、年金が年額18万円以上なら強制的に天引きされてしまうのだが、差し押さえを受けたということは、直接納付しているそれ以下の低年金者と思われる。
差し押さえ対象の資産といってもさてどれほどのものがあったのか。虎の子の古家の住まいが差し押さえで取り上げられたら、借家も借りられずどうなることか。
【老齢基礎年金の1ケ月分】
老齢基礎年金の満額が今年は780,100円、月額に直すと65,008円。一方介護保険料は、全国平均で月5,514円、年間では66,168円になる。老齢基礎年金の1ケ月分以上が介護保険料で消えることになる。国民年金のみの年金生活者だったら、生活は大変だ。
団塊の世代がすべて75歳以上になる25年度にはこれが月8千円程度、年間では10万円程度にはなるという。
現在の介護保険制度が、健康年齢を超えた介護を必要とする高齢者に手厚く十分機能しているのならともかく、介護程度によって支払いが重層的に必要になる現実がある。
昭和の時代にはなかった制度だが、「ゆりかごから墓場まで」の社会保障制度の充実には程遠い。日本はあと四半世紀もすると平均寿命が100歳になるのではと言われる、これまで日本で経験のない超高齢化時代を迎えようとしている。
高齢者の貧困問題は大きな政治課題になっていくだろう。
先日、ショッキングな新聞記事を目にした。
65歳以上の低年金者で、介護保険料を支払うことができず、市区町村から資産の差し押さえ処分を受けた人が2014年度に1万118人に達したという。制度が始まった00年度から1.7倍になっている。
65歳以上の介護保険料は、年金が年額18万円以上なら強制的に天引きされてしまうのだが、差し押さえを受けたということは、直接納付しているそれ以下の低年金者と思われる。
差し押さえ対象の資産といってもさてどれほどのものがあったのか。虎の子の古家の住まいが差し押さえで取り上げられたら、借家も借りられずどうなることか。
【老齢基礎年金の1ケ月分】
老齢基礎年金の満額が今年は780,100円、月額に直すと65,008円。一方介護保険料は、全国平均で月5,514円、年間では66,168円になる。老齢基礎年金の1ケ月分以上が介護保険料で消えることになる。国民年金のみの年金生活者だったら、生活は大変だ。
団塊の世代がすべて75歳以上になる25年度にはこれが月8千円程度、年間では10万円程度にはなるという。
現在の介護保険制度が、健康年齢を超えた介護を必要とする高齢者に手厚く十分機能しているのならともかく、介護程度によって支払いが重層的に必要になる現実がある。
昭和の時代にはなかった制度だが、「ゆりかごから墓場まで」の社会保障制度の充実には程遠い。日本はあと四半世紀もすると平均寿命が100歳になるのではと言われる、これまで日本で経験のない超高齢化時代を迎えようとしている。
高齢者の貧困問題は大きな政治課題になっていくだろう。
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