健康常識のウソ!

【思い込みの健康常識】

 私の健康常識の1つは、「血圧の降圧剤を服用しているときは、グレープフルーツは禁」。薬が効きすぎるとか。これは会社の産業医に私が直接伝えられたので確かなこと。

 世間には、健康に関して昔から常識と伝えれてきたものが、現代医学からはウソとされることが意外に多いものだ。

 2/7(日)放送のTBSテレビ系「駆け込みドクター!健康常識のウソ・ホントSP」で20項目のウソ情報が紹介されとても勉強になった。そのいくつかをピックアップしてみた。

〇「ゼロカロリーの食品は太らない」
 ゼロカロリーは100mlあたりのエネルギーが0~5㌔calのもの。しかしその中には人口甘味料が入っていて、その甘さは砂糖の600倍。毎日ゼロカロリーを飲んでいるとメタボになるリスクが3割以上高い。

〇「すり傷は乾かしたほうがよい」
 すり傷を消毒液で消毒すると、自然治癒力を持った細胞を殺す可能性がある。水で十分なので細菌を洗い流し、傷は乾かさずにラップのようなもので覆う。

〇「熱が出た時はおでこを冷やす」
 おでこを冷やしてもあまり意味はない。太い血管が皮膚近くに走っている所(首の周り、わきの下、もものつけ根)を冷やすと効果的。

〇「ひじきは鉄分が豊富」
 昨年5年振りに食品成分表が改訂された。ひじきは100gあたりの鉄分が55㎎だったものが6.2㎎と1/9になる。かっては鉄釜で4時間位煮ていたが、最近はステンレス製の釜になったからとか。それでもカルシウム・食物繊維・マグネシウムなどは栄養豊富。

〇「水以外で薬を飲んではいけない」
 飲み合わせに注意する。例えば胃薬の中に含まれる重曹とフルーツジュース。ジュースの酸に反応して二酸化炭素の泡が沢山発生して薬の効果を妨げる。

〇「体を暖かくして汗をかけば、風邪が速く治る」
 多量の汗をかくことで脱水症状を起こす危険性が高い。体力を消耗して逆効果となる。栄養を取ってよく眠ること。

〇「風邪を引いたらお風呂に入ってはいけない」
 悪寒や高熱の時を除き、お風呂に入っても基本的には問題ない。昔日本のお風呂は離れた寒い所にあることが多く、湯冷めを防ぐために言われた。

〇「おこげを食べるとガンになる」
 動物性たんぱく質の焦げは発ガン性があるが、1日に大量に食べないとガンにはならない。ごはんや野菜の焦げには発ガン性はない。

〇「低血圧の人は朝スッキリ起きられない」
 目覚めの良し悪しと低血圧・高血圧はまったく関係ない。低血圧で立ちくらみが起きることがあり、目覚めの悪さと誤解している人がいる。

〇「22時~深夜2時はお肌のゴールデン・タイム」
 肌の修復を司る成長ホルモンは、いつ寝ても熟睡後約1~3時間で分泌される。深い睡眠をとることが大事。