警官の押さえつけで容疑者死亡

【3人の警官が書類送検へ】
 昨日の朝刊を読んでいてビックリした記事があった。それは社会面の小さな記事だった。

 朝日新聞の報道によると事件の概要はこうだ。

 2013年2月24日、北見市内で道交法違反(一時不停止)の疑いで土木作業員の男性(当時40歳)を現行犯逮捕する際、2人の男性警察官が雪の上に押さえつけて窒息死させた疑いがあり、道警は2人を業務上過失致死容疑で書類送検する方針を固めた。

 別の警官1名も、逮捕時男性の頭を蹴るなどしたとして特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検するという。

 小さな記事ではこれしかわからず、「一時不停止」で逮捕?、逮捕時に抑え込み窒息死させてしまった?と信じられない事件報道である。

【他の報道もチェックしてみて】
 この事件を全国のマスコミが報道していて、それを見てみると補足する事実は次のようだ。

 同日午後2時半頃、足寄町で不審な運転をしているワゴン車をパトカーが見つけ停止を求めた。しかし男性は停止せず、交通違反を繰り返しながら北見市まで80キロにわたり逃走した。

 車は雪山に衝突して停止したが、男性が中に閉じこもったため、約10人の警官が車外に引きずり出した。

 取り押さえる際、20代の巡査長と50代の巡査部長は、雪の上にうつぶせで男性を数分間押さえつけ、窒息死させた疑いがあるという。

 男性は、窒息死の疑いのほか、皮下出血や擦過傷、頭部には複数の外傷があり、くも膜下出血もみられたそうだ。

【異様な職務執行】 
 各紙報道を見る限り、容疑者に覚せい剤などの薬物や飲酒運転・無免許運転・銃刀法違反などはなさそうである。

 凶器を持つ犯人でもないのに、道路交通法違反事件で10人もの男性警察官が一斉に取り囲んで容疑者を引きずり出して逮捕。2人が雪の上に容疑者を押さえつけて窒息死させてしまうとは尋常ではない。

 さらに警官が足で頭を蹴って、頭部に複数の外傷を与え、くも膜下出血に至ったかもしれない。

 事件からすでに3年も経過していて、今になって警官を「逮捕」ではなく、「書類送検する方針」なのだという。

 男性がどうして逃走したのか疑問だらけだが、身内の警察発表を見ただけでも、異様な職務執行が垣間見える。

猫のえさやりさん

【222で猫の日】
 最近では犬を超えて「猫ブーム」なのだそうだ。

 今週月曜日の2月22日は「猫の日」だった。1987年に制定されて、すでに30年も経過していて、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、ネコとともにこの喜びをかみしめる記念日」なのだとか。  

【えさやりさん】
 我が家では犬や猫などのペットをこれまで飼ったことはないが、我が家の近辺にのら猫が何匹も長年住みつき、そして「えさやりさん」に困っている。   

 70歳位の女性だが、ご近所の方の娘さんで近くには住んでいるようだ。毎日夕方には、自転車で1キロ四方を回って、餌場を決めて何ヶ所かでのら猫にえさを与え続けている。

 何人もの人から「えさを与えないで」と言われるが「馬耳東風」ならぬ「猫耳東風」で数十年。

 のら猫が悪さをしないなら問題ないが、自家用車の上に昇り爪で車に傷をつける、糞尿が臭くてたまらない、生ごみをあさる、テリトリー争いも激しい、夜中も鳴き声がうるさいなどほとほと手を焼いている。

 子猫が何匹も生まれると、うんざりしてしまう。

 最近では、食べ残したエサを狙って、朝晩多数のムク鳥等がやっていきて、電線などに停まり、道路や車などにフンを落としていく。

【条例制定も】
 京都市では、昨年7月、のら猫などに不適切なエサやりを禁止する条例が施行され、違反者には5万円以下の過料も課されるそうだ。都道府県では初めて和歌山県でも、のら猫へのエサやりを罰則付きで原則禁止する条例改正を近々行おうとしていると聞く。

 法律的には、餌付けされた猫が近所に迷惑をかけ、その程度がひどければ給餌行為は不法行為となり、損害賠償も可能となるだろう。

 しかし周りの目などは一切お構いなし。可愛そうだと自宅にせっせと連れていって沢山の猫を家の中で飼ってくれるのなら何の問題もないが、自宅とは関係ない所で広く給餌行為を雨の日も風の日も続ける。 

 かって我が家の前で、のら猫が車に撥ねられ死亡、回収にきた市の職員から言われて、私がせっせと道路に流れた血を洗ったことがあった。

 最近では「地域猫」という概念が進み、増えすぎてしまったのら猫の数を抑制し、住民やボランティア等が共同管理することで、様々な問題に対処しようとする取り組みもあるという。

 日本中あちこちで同じような悩みを抱える地域があることだろう。

中山法華経寺のひな巡り

【ひな人形の数々】
 麗らかな春の陽ざしの今日、市川市にある「中山法華経寺」を訪れた。
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 この地で2/13から3/3まで「中山のおひなまつり」が行われていて、お寺や参道沿いの商店のショーウインドウなどで約80ヶ所、親王飾りやつるしびななどが飾られていた。
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 明治時代末期のお内裏様とおひな様も。様々な年代のひな人形が飾られていて、目を楽しませてくれた。それぞれに様々なお顔があって、その違いも面白い。
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 病気の平癒。おひなさま様に入院中の母の病気の早期回復をしっかりお願いしてきた。
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まずは「かかりつけ医」

【4月からの診療報酬改定】
  諸外国に較べ、日本人ほど医者にかかるのが好きな国民はいないといわれる。私も不本意ながら、高血圧の管理のため毎月1回はかかりつけ医を訪れている。

 そんななか、4月から医療機関に支払われる診療報酬が改定されることが決まった。2年毎に見直しされているもの。

 今回は更なる医療費抑制のために、入院患者の早期退院を促して、在宅での療養を誘導するというもので、かかりつけ医師や薬剤師の報酬は手厚くなるという。

 基本的には最初大病院への通院を抑制して、かかりつけ医に誘導するもの。それでなくとも狭い待合室が混み合っている町医者が、ますます混み合い待ち時間がさらに長くなりそうだ。

【病気の根本原因】
 医者が病気を本当に治そうとするなら、病気の根本原因を突き止めて、それを解決する必要がある。

 しかし、現代では町医者が本当にそうしているとはとても思えない。待合室には患者が多数待っていて、1人にそんなに時間がかけられないし、十分な検査設備もないしその意志もない。

 長く待たされてやっと医者の前へ。初めに簡単な問診をして、時には簡単な検査を実施。そしてこれまでの医者の経験と学んだ知識から、「こんな病気ではないか」と診立てる。

 「これで数日様子を見ましょう」と薬が処方されるのが定番。診立てが正しかったらまだよいが、短い診察で診立てが違っていたら数日後では病気もさらに悪化してしまう。

 医者は、目の前の患者に本当はしっかり特別な検査をしてみたいと思っても、自院にはその設備がないかもしれない。そうすると、その検査器械を備えた医院を紹介し検査を委託することになる。

 4月からの診療報酬の改定で、大病院に寄せ付けず、もし重い病気で初期対応が重要でも、ますますその対応が遅れる心配が出てくると思うのは私だけだろうか。

 紹介状なしで大病院を受診した患者に、初診時で5千円以上の定額負担を必ず求める方針が示されている。富裕層なら痛くもない金額だが、年金暮らしの症状が重い高齢者には、あちらこちらの病院を駆けずり回り、さらに暮らし辛い世の中になりそうだ。

橋の架設イベントに立ち会い

【特殊な送り出し工法】
 昨日(2/20)の土曜日、小雨と寒風が吹く中、新設工事中の妙典橋(仮称)で、クライマックスの「橋の送り出し」が行われるというので、堤防上で約3時間震えながらこれを見守った。

 この道路は、ディズニーランド入り口から大三角線を通り、行徳妙典地区から建設中の橋を渡り、同じく建設中の東京外郭環状道路の高谷インターに結ばれ、将来京葉道路の原木インターに結ぶ計画。
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 写真は前日に撮影した建設中の橋の全容。2年前に工事が始まり、2年後に完成予定。

 最初江戸川放水路の川中に4つの橋桁が出来た。初めに真ん中2つの橋桁に、船で運ばれてきた橋がジャッキアップして取り付けられた。

 それを基点として、和歌山の工場から次々と橋の一部を船に積み込み運び、初めに掛けられた橋の上に新しい橋を載せて組み立てたのが上の写真。

 行徳側に東京メトロの車両基地がある。普段は多数の車両が基地内に停まって行き来している。この車両基地の上100メートルを、途中支柱に掛けることなく、一気に橋を渡してしまおうというもの。

 橋の上に乗せた橋を昨日は、100メートル左に送り出して、車両基地の上に橋をかけてしまう計画。あまり例のない、そして電車の運行に支障がないよう短時間で工事しなければいけないという超難関工事である。
 
 分速1メートル。じりじりと左に橋が動いていく。ほとんど広報がなされなかったのに、私のようなギャラリーが雨の中沢山訪れ、これを静かに見守った。地元テレビ局も撮影していた。
 
 予定の2時間を大幅に越えて左の支柱にやっと到達。今後時間をかけて灰色の本体部分を車両基地の上に移動して、緑色の部分の鋼材は、解体されるという。

 大正時代に新しく掘られた江戸川放水路の約3キロの間に、湾岸道路の市川大橋、妙典橋(仮称)、新行徳橋、行徳橋と4本の道路橋が架かることになった。

地元の河津桜

【本家は満開】
 4月を思わせる温かさ。伊豆・河津の河津桜は河津桜祭りの真っ最中で、今ピークを迎えつつあるそうだ。

 私も3・4度車を飛ばして河津に足を運んだことがあり、河津川の両岸3キロにわたり、見事な濃いピンク色の桜が咲き乱れるのは見事だ。

 早咲きの河津桜は、河津町に住む飯田さんが1955年に偶然発見、この桜を増殖した。学術調査で今までになかった品種であると判明して、1974年に「カワヅザクラ」と命名されて、1975年に河津町の木に指定された。

【江戸川放水路の河津桜】
 温かい春を感じながら、私もぶらりと近くの河津桜の開花状況を見に出掛けてみた。ここは私のいつもの散歩道の1つ。
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 江戸川放水路の河津桜は、市川市がかってオーナーを募集して、沢山の方が苗を記念植樹。結婚記念など名入り銘板がそれぞれ木の前にある。それが大きく成長した。
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 今年は木によって開花状況が様々で、7分咲きのものから3分咲きまでといろいろ。満開の見頃にはあと10日ほどかかるかもしれない。
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 2月末までスーパー堤防の工事中のところもあり、3月の声を聞くとここにも多くの方がお花見とバーベキューに訪れることだろう。

「サラリーマン川柳」の投票開始!

 今日、第29回「サラリーマン川柳」の全国優秀100作品が決まり、いよいよ一般投票の受付が今日から始まった。私もこれを毎年楽しみにしている。

 今年は全国から39,551句が寄せられ、投票結果からベスト10が5月に発表される。

 今年も選ばれた100作品を見て、思わずニヤリとする作品が多数見られた。私のお気に入りは次の作品達だが、さてベスト10入りするか注目している。

〇サラ川で 妻の仇(あだ)打つ 旦那達  (頭ひねり) 
 せめてサラ川で。

〇決めるのは いつも現場に いない人   (七色とうがらし)
 現場を知らず、上手く仕事が回らない。

〇社の無駄を すべて知ってる シュレッダー(怪傑もぐり33世)
 シュレッダーの紙の山にいつも驚く。

〇愛犬も 家族の番付 知っている  (ワンワンマン)
〇気を遣い 妻を目で追う オレとイヌ (鉄人82号) 
〇じいちゃんが 建てても孫は ばあちゃんち (川亨)
〇定年後 帰りは何時 聞く側に  (オケ爺) 
〇我が家では イエスかハイの二択制  (全ての道は・・・)
 我家でのオレの居場所が垣間見える。 

〇娘との ままごとで知る ママのグチ  (たぶちゃん)  
 そんなことを不満に思ってたのか。

〇銀行と ロケットをみて 憂さ晴らす  (トミー)
 十倍返し。アベちゃんもかっこよかった。

 最後に、歴代作品の中での私の一番のお気に入りは
〇いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦  (マッチ売りの老女 第26回)

風邪に効く薬はない

【医師・看護師・薬剤師は風邪薬を飲まない】
 まだまだ寒さが厳しく、空気も乾燥していて、風邪が全国的に流行っている。

 「風邪に効く薬はない」とは、医者からよく言われる「格言」である。風邪を治す薬を発見したら、ノーベル賞確実とよく聞く。

 それでは病院に行き、西洋医が行っている治療は何なのか。咳・熱・喉痛を和らげるだけの対処療法である。

 海外では、風邪ぐらいでは病院には行かないと聞く。咳や鼻水が出たぐらいでは病院には行かず、自宅で療養する。

 医者は風邪を根本的には治せない。病院に行って風邪が治るのは、多くは自分の自然治癒力のため。医師・看護師・薬剤師は風邪薬を飲まないそうだ。

【沢山処方される薬】
 日本では皆保険もあり、風邪を引いてはせっせと掛かりつけ医院を訪ねる。医者によってはごっそりと各種の対処療法の薬が処方される。

 多くは患者のためではなく、病院経営のため。薬が出ないと、ヤブ医者じゃないかと思う日本人は多い。しかし薬の副作用も多い。

 抗生物質が出されても、細菌より小さいウイルスには全く効かないのは医学常識で、抗生物質が叩けるのは細菌(バクテリア)だけ。抗生物質はかえって免疫力を低下させてしまう。

 よく良心的な医者が言うのは、「栄養と休養を十分に取ること」。ビフテキを食べてぐっすり眠るのが一番と口を揃えて言う。

 昨日の夏日近くまで上がった気温が、先ほどはお昼に外気温が5度を指していた。風邪を引かないように気をつけなくっちゃ。

健康常識のウソ!

【思い込みの健康常識】

 私の健康常識の1つは、「血圧の降圧剤を服用しているときは、グレープフルーツは禁」。薬が効きすぎるとか。これは会社の産業医に私が直接伝えられたので確かなこと。

 世間には、健康に関して昔から常識と伝えれてきたものが、現代医学からはウソとされることが意外に多いものだ。

 2/7(日)放送のTBSテレビ系「駆け込みドクター!健康常識のウソ・ホントSP」で20項目のウソ情報が紹介されとても勉強になった。そのいくつかをピックアップしてみた。

〇「ゼロカロリーの食品は太らない」
 ゼロカロリーは100mlあたりのエネルギーが0~5㌔calのもの。しかしその中には人口甘味料が入っていて、その甘さは砂糖の600倍。毎日ゼロカロリーを飲んでいるとメタボになるリスクが3割以上高い。

〇「すり傷は乾かしたほうがよい」
 すり傷を消毒液で消毒すると、自然治癒力を持った細胞を殺す可能性がある。水で十分なので細菌を洗い流し、傷は乾かさずにラップのようなもので覆う。

〇「熱が出た時はおでこを冷やす」
 おでこを冷やしてもあまり意味はない。太い血管が皮膚近くに走っている所(首の周り、わきの下、もものつけ根)を冷やすと効果的。

〇「ひじきは鉄分が豊富」
 昨年5年振りに食品成分表が改訂された。ひじきは100gあたりの鉄分が55㎎だったものが6.2㎎と1/9になる。かっては鉄釜で4時間位煮ていたが、最近はステンレス製の釜になったからとか。それでもカルシウム・食物繊維・マグネシウムなどは栄養豊富。

〇「水以外で薬を飲んではいけない」
 飲み合わせに注意する。例えば胃薬の中に含まれる重曹とフルーツジュース。ジュースの酸に反応して二酸化炭素の泡が沢山発生して薬の効果を妨げる。

〇「体を暖かくして汗をかけば、風邪が速く治る」
 多量の汗をかくことで脱水症状を起こす危険性が高い。体力を消耗して逆効果となる。栄養を取ってよく眠ること。

〇「風邪を引いたらお風呂に入ってはいけない」
 悪寒や高熱の時を除き、お風呂に入っても基本的には問題ない。昔日本のお風呂は離れた寒い所にあることが多く、湯冷めを防ぐために言われた。

〇「おこげを食べるとガンになる」
 動物性たんぱく質の焦げは発ガン性があるが、1日に大量に食べないとガンにはならない。ごはんや野菜の焦げには発ガン性はない。

〇「低血圧の人は朝スッキリ起きられない」
 目覚めの良し悪しと低血圧・高血圧はまったく関係ない。低血圧で立ちくらみが起きることがあり、目覚めの悪さと誤解している人がいる。

〇「22時~深夜2時はお肌のゴールデン・タイム」
 肌の修復を司る成長ホルモンは、いつ寝ても熟睡後約1~3時間で分泌される。深い睡眠をとることが大事。

診療報酬改定と大病院の都合

【入院より在宅】
 昨日、4月から医療機関に支払われる診療報酬が改定されことが決まった。2年毎に見直しされているもの。

 今回は更なる医療費抑制のために、入院患者の早期退院を促して、在宅での療養を誘導するというもので、かかりつけ医師や薬剤師の報酬は手厚くなるという。

【私の経験】
 2年前の改定では、在宅復帰を促すために、患者の退院先の自宅などの割合を75%以上とするルールなどが追加された。

 大病院が高額の診療報酬を得たいなら、在宅復帰に力を入れて、という厚生労働省からのメッセージなのだろう。

 1年ほど前。母が1月初めから心不全・肺炎等に大学病院に入院。重篤な状況から奇跡的に回復して、2月末には退院の話が出始める。要介護認定を受けると最高の「要介護5」となった。

 母はまだほとんど寝たきりの状況で、このまま自宅に戻ってもとても家族が24時間介護は仕切れないと考え、家族は「介護老人保健施設」へ入所して自宅復帰に向けたリハビリをしてもらおうと考え、老健施設をいくつもあたった。

 ところが病院の主治医・看護スタッフは、自宅へ戻る前提で話しを進めていた。主治医は家族の意向を聞くや、自宅に戻ることを何度も強く求め、恫喝に近い強要をしてきた。家族の介護事情を聞こうともしない。

 「老健なんて、大したリハビリは行わない。私が子だったら、必ず自宅に戻します」と言い張る。それでも方針を変えない家族に腹を立てて、ほとんど面会等の対応をしなくなった。看護師の雰囲気もよそよそしく一変する。

 多分、「在宅復帰率」のことが頭にあっての対応と想像する。移る先の老健が在宅復帰先にカウントされない施設だったのだろう。

 3月末に母は退院して近隣の老健に移ったが、その施設の担当者は、「老健なんて、大したリハビリは行わない」という医者の言葉に、「それでは、国から求められている私たちの存在意義が無くなってしまう」と憤慨していた。

【在宅介護】
 昨日、母が現在入院中の病室の隣の方が、「一旦自宅に帰り、その後他の施設に移る」と話しているのが聞こえてきたが、これも「在宅復帰率」の関連なのだろうか。

 在宅介護を求められても、仕事を持っていたり介護できる人が限られていたりして24時間在宅介護が困難な家庭も多い。「介護離職」を減らすという政府の方針と矛盾する現実がそこにはある。

日銀のマイナス金利政策

【2/16からいよいよ開始】
 日銀は、1/28・1/29の金融政策決定会合で「マイナス金利」の導入を決定した。委員の「金融機関や預金者の混乱・不安を高める恐れがある」という意見などを押し切り、5対4という僅差で実施を決めたという。

 各金融機関が日銀に持っている口座について、2月16日から預ける分については-0.1%のマイナス金利が適用される。預けていて利子がかかるのなら、企業へ貸出しして金利を得たり、他の投資に回すようになり、市場にお金が回るだろうという狙いで景気刺激策である。

【欧州では-0.75%も】 
 このマイナス金利。日本が初ではなく、ECB(欧州中央銀行)、スウェーデン・スイス・デンマークですでに導入されていて、スイス・デンマークでは-0.75%にも達している。

 狙いはデフレの克服・インフレターゲット。日銀も物価上昇率2%を目指しているが、量的緩和・質的緩和をしても、思うように進んでいない。2013年4月の大規模緩和当時「2年程度」での達成を目指したのだが、とうとう目標を2016年後半から2017年前半へと後ろ倒しした。それも怪しい目標と私には思えるのだが。

【一斉に預金金利が引き下げ】
 各金融機関は、昨日までに定期預金金利を一斉に引き下げすると発表した。0.020~0.025%程度で、1000万円銀行に定期預金を預けても、税金を引かれたら1000円台の利息にしかならないのでは、預金者は少々躊躇するだろう。

 マイナス金利の将来の幅は-2%位までは予想されるそうで、マイナス金利が進むと、銀行にお金を預金すると利子を取られる時代が近づいているのかもしれない。銀行は預金管理にコストがかかり、その費用を預金者に求める。

 一方資産運用会社が、一部の投資信託の運用を取りやめ、投資家にお金を返す動きも出ているそうだ。

 欧州では、住宅ローンを借りると、利息を払うのではなく一定の金額がもらえるという事態が現実に起こっているという。

 政府は、高いインフレを狙い、国の莫大な借金を大きく減額にしようと狙っているように私には思えるが、このデフレ雰囲気の中で、さて庶民が財布のヒモを緩めてモノを沢山買い、企業が銀行から資金を借りて設備投資に励むものだろうか。

LINEに加入してみて

【遅ればせながら】
 10日前、遅ればせながらのスマホデビュー。ガラケーに何の不満もなかったのだが、国と携帯会社との直近の本体無料の攻防戦を見ていてとうとうスマホに切り替えた。恥ずかしながらのヨチヨチ歩きではある。

 3日前ドコモショップに行き、教えてもらいながら取りあえずLINEアプリをインストールした。いつでも使える状態に用意しておこうと思った。

 それがそもそものヨチヨチ歩き。無事インストールを終わってみたら、次々と数十人の「友だち」登録がなされ、LINEによるメールも次々と届いてしまった。数年連絡をしていない人も多く、中には3年前に亡くなった友人も友だち登録。記憶のない人の名もある。

 どうやら私のスマホに入っている電話帳にアプリが自動的に連動して、電話帳登録済の方々と意思疎通した。私がLINEを始めたお知らせが自動発信されてしまったようだ。それを見てメールが届いた模様。本人の了解なしの個人情報の流出?

 ドコモショップでは、そのようなことは全く教えてくれず、私はどのようにLINEで返信するのか操作方法もよくわからず、バタバタとしてしまった。

【国内5800万人以上の利用者】
 2011年6月のサービス開始以来、若者を中心に拡がる韓国系のアプリLINE。日本支社の開発によるようだ。同社の昨年末の発表によると、国内利用者数は5800万人以上だとか。日本人の人口の45.7%にもなる。毎日利用している人が69.1%もいるという。


 同社の発表によると、2014年10月に登録ユーザー数が世界で5億6千万人を突破したという。1年後の今何億人になっているのか。

 最近では、あの芸能人2人のLINE画面流出で一気に有名になった。外国政府によるデータ傍受の噂も広がっていて、個人情報の保護と情報流出の脆弱さも少々不安ではある。

 それでも、今や国内トップのコミュニケーションアプリに成長し、コミュニケーション手段も、EメールからLINEなどのソーシャルメディアへと変わりつつある。

 各企業も、LINE利用による情報発信に広く利用されつつある。例えば大和運輸でも半月前から、お届け予定メッセージ、ご不在連絡メッセージ、荷物問い合わせなどいろいろに使われ始めた。

 若い人が、「連絡はLINEばかりで、しばらくEメールを使った記憶がない」と話しているのを先日聞いたが、そのうち友人にメールを送ると「化石」と笑われる時代がすぐそこに来ているのかもしれない。

葛西臨海公園の「水仙まつり」

【明日から水仙まつり】
 江戸川区にある葛西臨海公園の水仙畑。ボランティアの方々が毎年大切に育てていて、東京23区内では最大規模の広さ。5万球、20万本のニホンスイセンが毎年咲き競う。
 
 2月6日(土)、7日(日)には「水仙まつり」が開催されるというので、春のような暖かさの今日、一足早く葛西臨海公園に出かけてみた。
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 明日からは、水仙ライブステージや水仙ガイド、大観覧車マスコットキャラクター「ダイヤちゃん」の記念撮影会、フラワーアレンジメント教室など様々なイベントがあるとか。
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 今年の水仙の出来栄えは残念ながらいま一歩。先日の雪の影響か、水仙が倒れかけているものがかなりあった。たしかこのあたりは降雪がなかったはずなのだが。
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 また、例年は畑一面に白色と黄色が広がるのだが、今年は生育が悪いのか畑の中にまばらのところも結構ある。
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 水仙畑は大観覧車の周り。あの水仙の香りが一面に広がり、春がまた一歩近づいたように感じた。
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母が4度目の入院

【寝室で転倒】
 今年7月で「白寿」の99歳になる母。先週土曜日に、外の景色を見ようとベッドから立ち上がり、よろけてドスンと倒れ腰を強く打ってしまった。すぐに総合病院に連れていったが左大腿骨の複雑骨折ということでまた4度目の入院となってしまった。

 昨年正月明けに肺炎と心不全で大学病院に入院。入院当初は、医師から大変厳しい状況で寿命と考えて下さい、と言われる。一進一退の厳しい闘病生活が続いたものの、2月下旬になり口から食べ物が少しずつ入るようになってから「奇跡的に」(主治医)回復に向かい、リハビリを経て3月末に退院できた。

 自宅復帰のため老人保健施設に移りリハビリに励む。退所まじかの4月末、自室で転び心不全から大学病院に再入院。6月下旬に何とか回復して自宅に戻ることができた。6ヶ月ぶりの自宅となった。

 昨年12月初め、肺炎と心不全で別の総合病院に入院。この時は程度が軽くクリスマス明けに退院できて自宅で正月を迎えられた。

 このまま100歳まで無事に過ごしてくれるかと思っていたら、先週土曜日にまた強く転んでしまった。

【昨日緊急手術】
 昨日、複雑骨折した大腿骨に支えの金属を入れボルトで留める手術を行った。年齢から骨ももろくなっていて、感染症などリスクも多く、果たして上手くいくのかとても心配だったが、全身麻酔で2時間半の手術も無事成功したようだ。

 昨年3月、移転・新設されたこの病院を開院前に全館内覧して、手術室も2つじっくり見せてもらったが、10ヶ月後に母がこの部屋で手術を受けることになろうとは思いもよらなかった。

 昨日は母はさすがに術後はもうろうとしていたが、先ほど病院に行ってみたところ、今日は特に痛がる様子もなく、意識もはっきりしていて、元気に沢山おしゃべりしていた。

 何でも今日から車イスが可とかで、点滴も導尿も外された。予定では来月一杯まで入院して、その後近くの新しいリハビリ病院に移り2ヶ月ほどリハビリに努めるとか。

 今日は4月に結婚しアメリカに行ってしまう孫がお見舞いに来てくれた。母は「お嫁さんになった姿を見てみたい」とつぶやいていたが、さてそれまでにどこまで回復できるものか。きっとそれを励みにリハビリを頑張るのだろう。

「宮型霊柩車」を見かけなくなった話

【あの車って何に使うもの?】
 最近、町中で「宮型霊柩車」をとんと見かけなくなった。そう、あの木彫りで豪華に飾られた、金ぴかの1台数千万円もする霊柩車である。

 平成生まれの若者に、写真を見せて「この車は何に使う車?」と聞いても、全く知らないのだとか。昭和も遠くなったものである。

 原因を聞いて少々驚いた。公営の火葬場では、近年「宮型霊柩車」を乗り入れ禁止とする所が増えているという。近隣の住民から、毎日頻繁に宮型霊柩車が家の前を通られると、いつも「死」を意識してしまい憂鬱になると役所に苦情が多く寄せられ、それにより乗り入れ禁止となったとか。

 そういえば、私の祖母や義父母の葬儀でも、霊柩車は紺色や黒色の飾りのないワゴン仕様の霊柩車だった。インターネット・オークションでは、使われなくなった「宮型霊柩車」が1万円で出されているという。

【除夜の鐘も騒音?】
 大みそか恒例の除夜の鐘。風情があっていいものだが、最近お寺の周りにも住宅が建ち並び、鐘の音が騒音だとして苦情がお寺に多数寄せられ、鐘を鳴らすことを廃止せざるを得なくなった寺も多いとか。日本の文化と現代の住宅事情について、いろいろ考えさせられる。

【大変ですよ】
 ネタもとは、NHK総合テレビ木曜夜の「所さん!大変ですよ」。小さい出来事、不思議な事件の真相を深堀り取材してナゾを解明しようとする番組。始まってまだ10ヶ月だが、興味深いテーマを毎回取り上げている。

〇新潟県湯沢町の花のリゾートマンションの大幅な安売りの現状。

〇子どもの筆圧低下によりHB鉛筆が全く売れなくなった話。 

〇スマホの所持者に気付かれずに盗聴や盗撮などが行える遠隔操作のアプリの話。

〇頻発するお寺の仏像盗難事件と高齢化・過疎化で仏像の管理に苦慮するお寺や自治体・博物館の話。

〇住民票の悪用となりすまし詐欺事件の紹介。

〇子どもの足の「浮き指」による運動機能低下と、少年野球での「柔らかいバット」の普及と飛距離が伸びた話。

〇秋田県にかほ市の怖い鬼「アマノハギ」が、他からの移住者から虐待と言われ家に入れてもらえなくなり、鬼役が祭りの維持継続に苦心して、鬼を利用してもらえるように「営業」しているという話。

 その他にも興味深い情報が毎回伝えられてきたが、どうやら4月からはゴールデンタイムに進出するようだとの情報もある。今後の興味深い事件の掘り下げに期待したい。