信じられない「検体取り違え」で乳房全切除
【また千葉県がんセンターで問題発覚】
千葉県がんセンターは25日、「誤った診断をして30代の早期の乳がん患者の右乳房をすべて切除する不必要な手術をした」と発表した。その内容に驚き呆れた。
10月中旬の同じ日、30代のAさんと50代のBさんは、ともに乳がんの疑いがあり組織を採取した。結果はAさんは早期のがん、Bさんは浸潤性乳管がんだった。検体はそれぞれの患者の氏名が書かれたラベルが貼られて容器に保存されていたという。それが、どこかの過程でAとBの容器が取り違えられてしまった。
Aさんは、12月上旬に右乳房を切除した。12月15日、病理医がAさんの10月に実施した針生検と組織型が異なるがんであることに気づき問題が発覚した。
検体の厳正な管理などは、医業の初歩の初歩だろう。Aさんの喪失感や精神的混乱は計り知れないものと思われる。気の毒で言葉を失う。Bさんの治療が遅れて問題がでていないものか。
【腹腔鏡手術での多数の死亡でも問題】
昨年同じくこのがんセンターで、2008年から2014年の間に、腹腔鏡を使っての膵臓や肝臓などの手術を受けたがん患者10人が手術後短期間で死亡し、第三者検証委員会で不適切・不十分な点があったと指摘されマスコミで広く報道された。
これも問題発覚の発端は医師の内部告発からという。消化器外科で再手術が頻発。安全性が確立されていない保険適用外の手術や、腹腔鏡の経験が少ない外科医が医療事故を起こしていたそうだ。それでも手術中止には結びつかず、県病院局や厚生労働省にも内部告発されたが、取り合ってもらえなかったという。
さらに今年5月、手術計9件について、保険適用外でありながら、保険適用の手術を行ったかのように診療報酬請求を行った事案が発覚して、厚生労働省関東信越厚生局から戒告処分を受けたと聞く。
【がん診療連携拠点病院】
千葉県では、同センターはがん対策の中枢的役割を果たしている。1972年開設、総病床数341床、職員数600名、うち看護師は313名もいるとても大きな病院である。
インターネットの口コミを見ると、看護師さんなどの質の高さが多数寄せられている。毎度の事件発覚とのギャップにとても違和感を感じる。拠点病院は患者にとって最後の砦。そこで信じられない事態が起こっては、医療に明るくない一般市民はどうしたらいいのか。
千葉県がんセンターは25日、「誤った診断をして30代の早期の乳がん患者の右乳房をすべて切除する不必要な手術をした」と発表した。その内容に驚き呆れた。
10月中旬の同じ日、30代のAさんと50代のBさんは、ともに乳がんの疑いがあり組織を採取した。結果はAさんは早期のがん、Bさんは浸潤性乳管がんだった。検体はそれぞれの患者の氏名が書かれたラベルが貼られて容器に保存されていたという。それが、どこかの過程でAとBの容器が取り違えられてしまった。
Aさんは、12月上旬に右乳房を切除した。12月15日、病理医がAさんの10月に実施した針生検と組織型が異なるがんであることに気づき問題が発覚した。
検体の厳正な管理などは、医業の初歩の初歩だろう。Aさんの喪失感や精神的混乱は計り知れないものと思われる。気の毒で言葉を失う。Bさんの治療が遅れて問題がでていないものか。
【腹腔鏡手術での多数の死亡でも問題】
昨年同じくこのがんセンターで、2008年から2014年の間に、腹腔鏡を使っての膵臓や肝臓などの手術を受けたがん患者10人が手術後短期間で死亡し、第三者検証委員会で不適切・不十分な点があったと指摘されマスコミで広く報道された。
これも問題発覚の発端は医師の内部告発からという。消化器外科で再手術が頻発。安全性が確立されていない保険適用外の手術や、腹腔鏡の経験が少ない外科医が医療事故を起こしていたそうだ。それでも手術中止には結びつかず、県病院局や厚生労働省にも内部告発されたが、取り合ってもらえなかったという。
さらに今年5月、手術計9件について、保険適用外でありながら、保険適用の手術を行ったかのように診療報酬請求を行った事案が発覚して、厚生労働省関東信越厚生局から戒告処分を受けたと聞く。
【がん診療連携拠点病院】
千葉県では、同センターはがん対策の中枢的役割を果たしている。1972年開設、総病床数341床、職員数600名、うち看護師は313名もいるとても大きな病院である。
インターネットの口コミを見ると、看護師さんなどの質の高さが多数寄せられている。毎度の事件発覚とのギャップにとても違和感を感じる。拠点病院は患者にとって最後の砦。そこで信じられない事態が起こっては、医療に明るくない一般市民はどうしたらいいのか。
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