傘の水平持ち

 まだ梅雨前だというのに、明日台風6号が突然首都圏にも来襲しそうである。沖縄からくる間にどこまで衰えてくれるのだろうか。

 以前から雨の日の通勤途中などで、ずっと気になっていたことがある。駅の構内などでラッシュ時に前を歩く人が、閉じた長い傘の真ん中を持って水平にして歩いていること。

 これが結構多い。平らな所でも後ろに子どもが歩いていたら目の高さ。階段を上っていたら、少し振られれば大人でも目に刺さりそうになる。何度も危険を感じたことがある。 

 たぶん、そういう歩き方のほうが、バランスを取りやすく歩きやすいのだろう。無意識に前後にスペースを取りたいのかもしれない。そもそも本人は危険とは露とも思っていないに違いない。

 時々子どもがこのような傘の持ち方で、すぐ後ろにいてけがをしたという話をよく聞く。ある実験では、振りながらの傘をものに当てた時の衝撃は30キロだったという。

 以前千葉県船橋駅のそばで、男性の歩きたばこが後ろを歩いていた子どもの片目にぶつかり失明した事件があった。この傘でもいつかは起こることだろう。

 閉じた傘を持って歩く時は、柄の上部を持って下に向けて歩く。皆で気をつけたいものだ。