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zoom RSS 皇室と宗教の問題

<<   作成日時 : 2018/06/11 17:50   >>

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【神道と仏教とキリスト教】
 天照大神を先祖とする皇族は、みな神道なのだと思っていた。戦前の国家神道から面々と続き、皇居には宮中三殿が設けられ、皇祖神ー天照大神をはじめとする様々な神々が祭られている。各儀式を執り行う天皇は、神道の祭司としての側面を併せもつ。皇族が民間人と結婚しても、儀式を経て神道に入るものと思っていた。

 そんな折、先日5月31日付朝日新聞・文化文芸欄での「皇室と宗教 切れない関係」の特集記事があり、興味深くこれを読んだ。私は半世紀以上生きてきて、こういう観点から考えたこともなくある意味新鮮さを感じた。

【憲法と皇室】 
 日本国憲法第1章「天皇」では、第1条〜第8条で、全く宗教について触れていない。そして憲法20条では、「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」と記され例外を認めていない。天皇を初め皇族には、憲法上は信教の自由が認められていることになる。

【仏教伝来以降の手厚い保護】 
 八百万の神を祭っていた日本に、6世紀に外国から仏教が伝来して以降、聖徳太子を初め聖武天皇による国分寺・国分尼寺建立や大仏開眼をはじめ、歴代の天皇は1300年以上仏教を手厚く保護してきた。江戸時代の天皇の墓所は、皆京都の泉涌寺にあるそうだ。

 しかし、明治になり国家神道から、「天皇の上に仏がある」のは好ましくないとして、天皇は仏教を捨て神道のみを信仰するよう制約を受けたとされる。

 大正天皇の生母である柳原愛子さんや大正天皇の后だった貞明皇后は日蓮宗の熱心な信者だったと記事にある。

【昭和天皇 キリスト教に関心】
 さらに衝撃的記事が続く。昭和天皇は戦後キリスト教に関心を持っていたという。占領期を中心に、天皇がキリスト教関係者と50回以上も会っていたそうだ。(「昭和天皇実録」岩波新書)

 48年12月9日の朝日新聞には、「法王庁の期待“天皇がカトリック信者に”」の見出しで、ローマ法王庁消息筋の話として、天皇がキリスト教に多大な関心を示している、と書かれている。第二次世界大戦を経て、「神道への悔悟があったのでは」と語る放送大学原教授。

 フォレスタル米海軍長官(当時)の46年の日本視察の際の日記に、マッカーサー元帥が「天皇のキリスト教への改宗を許可することを考えたが、その実現へはいくぶんの検討を要する」と語ったと記されているという。

 昭和天皇が何を信仰していたのか現在でも明らかにはなっていない。現天皇も具体的には何も語っていない。

 現皇后は、確かキリスト教系女子大学の出身で、更にICUに現に通っている皇族もいる。近年亡くなった皇族で、ユダヤ教に深い関心を示していた人もいたと聞く。

 現憲法のもと、皇室でも信教は自由であってよいと思うし、それが開かれた皇室につながると思うのだが。

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