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zoom RSS 「電話リレーサービス」を知る

<<   作成日時 : 2017/12/04 18:28   >>

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【羽田空港に「手話フォン」を設置】
 日本財団が、昨日国際障がい者デーの3日、耳の不自由な人に向けた公衆電話「手話フォン」を羽田空港に設置したことがマスコミ各紙で報じられた。

 公共機関への設置は国内初となる。耳の不自由な人が、このボックスに入り、テレビ電話でオペレーターに手話や文字で相手先を伝える。

 オペレーターが相手先に連絡し、同時通訳することにより、手話による会話ができるという仕組みで、誰でも無料で利用でき、8時〜21時まで可能。今後オリンピックに向けて全国の空港等に広げる予定だそうだ。

【聴覚障がい者】
 現在聴覚障がい者手帳の保有者は全国で約36万人で、高齢者を含む難聴者は1千万人以上いるといわれている。

 耳の不自由な人が、例えば病院や美容院の予約をしようとするとき、大きな困難が伴ってしまう。

 家族や知人がそばにいれば迅速に対応できるが、そうでなければ、予約のために病院や美容院に出向くことも多いという。

【電話リレーサービス】 
 今回の「手話フォン」の記事を通じ、日本財団が取り組む「電話リレーサービス」のことを知った。

 耳の不自由な人がスマホ等でテレビ電話を使ったりして手話・文字でオペレーターに連絡すると、相手先に連絡してくれて、相手と連絡が電話で取りあえるシステム。

 世界20ヶ国以上で「電話リレーサービス」が公的サービスとして実施されているが、日本では全く公的に制度化されていない。

 東日本大震災の聴覚障がい者支援の経験から、日本財団が2013年9月から取り組みをはじめ、障がい者手帳保有者の登録制で無料で24時間のサービスを行っているという。

 今年10月時点で5千人が登録していて、1ケ月の利用回数合計は1.3万回、利用時間合計は10万分という。8月から2千人分の追加登録を募集している。

 本来国や電話会社が行うべき事業だが、財団はモデルプロジェクトとして年間事業費として2.5〜3億円使って行っているそうだ。そのうち本年度国から初めて補助金が約1千万円出た。

 今後周知され多くの耳の不自由な人が登録すると、オペレーターの数も大幅に増やす必要もあり、事業費も莫大となる。国で取り組む課題だ。

 「聴覚障害者が電話を使えるようにしたい」「電話の利用は聴覚障害者の社会参加に欠くことができない」「全ての人が平等に使えなければならない電話」と同財団のホームページにある。

 家族や友人に気兼ねなく、健常者のように電話が使える世界。車いす利用者等用の駅エレベーターのように、通信バリアフリーとして耳の不自由な人が社会インフラを更に利用できるように。

 「電話リレーサービスです」と相手にオペレーターが電話すると、社会ではほとんど知られていないため、セールスか不審電話と思われてしまうこともあるとか。

 聴覚障がい者が乗ったボートが転覆した事故で、電話リレーサービスに連絡が入り、海保に取り次ぎ4時間後に全員が救助されたことがあったそうだ。

 日常生活での用事でも、メールだと返事来るまでのタイムラグがあるが、電話なら即時意思疎通が可能。国としての対応が早急に求められている。

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