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zoom RSS 座間の殺人事件とアパート「事故物件」

<<   作成日時 : 2017/11/06 14:29   >>

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【驚きの事件の報道が連日続く】
 連日のテレビ・新聞で、座間の猟奇的事件の報道が続いている。27歳の男が逮捕され、9人のバラバラ遺体が発見される。

 報道によると、短期間の殺人で、15歳など高校生が数人含まれているようだ。その猟奇性に衝撃を受ける。

 そんななか、違った角度からの問題性が気になっている。報道によると、殺害現場は、小田急線相武台前駅から500メートルほどの築約30年の2階建て木造アパートの2階205号室のようだ。

 ワンルームで家賃が敷金礼金なしの約1.9万円。相場から格安の賃貸アパートということになる。

 全12室あり、まだ他の部屋に10人が住んでいるようだ。写真で見る限り、整備された程度の良いロフト付のきれいな部屋である。

【事故物件】
 不動産用語で、「事故物件」「心理的瑕疵あり」というと、殺害・自死・孤独死など、過去に事件や事故の現場になったり、近くに暴力団事務所があるなど、なんらかの心理的抵抗が感じられる条件があること。

 事故物件は、宅地建物取引業法47条1号で、借り手の判断に重要な影響を及ぼす事柄をわざと告知しないことは禁止され、告知義務が伴う。

 やっかいなのは、いつまでかというはっきりした決まりはなく、判例では50年前の殺人事件現場の物件について告知義務ありとするものもある。

 今回は、これで明らかに事故物件に該当するアパートとなったが、3年前に、同じアパート1階について、事故物件情報サイトでは「心理的瑕疵あり」と表示されていた。家賃のあまりの安さにもそれなら納得できる。

【気の毒な大家さん】
 私自身も小さなアパートを持っているので、この建物の大家さんに大変同情してしまう。報道によると、大家さんはプロボクサーでWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥さんの父親とのこと。

 このアパートをこれから人に貸そうとしても困難を伴うだろうし、入っている賃借人がもう出て行きたいと言われても、引っ越し費用の話し合いも発生しそうだ。今のところ、他の住人は継続希望があるという。

 建物を取り壊して新築アパートを建てても、同じ敷地なので、その後も「事故物件」の告知義務がある。更地にして土地を売却しても、やはり「事故物件」だから、相場の半額以下にはなってしまいそうだ。

 ちなみに、この事故物件情報サイトで検索してみると、うちのでは該当はないが、すぐ近所のアパートの一室が表示されていた。

 誤って、または故意で間違った情報が載せられてしまったとしたら、とんでもない営業妨害になる。年配の大家さんなどでは、ネット検索などしないだろうし。

 賃借希望者を入居させるか否かは、ほんの短い面接だけ。不動産屋任せの大家さんも多いだろう。

 契約を交わした管理会社の担当者は、「ハキハキした好青年。こんな犯罪を犯すなど、微塵も思わなかった」「同所で1時間30分ほど世間話をしたが、見抜けなかったことが悔しい」と話しているという。(日刊スポーツ)

 ここでも人を見る鋭い目が自分の財産を守るために必要とされる、そんな時代となった。

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